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F1の舞台にキミ・アントネッリを迎えて
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IWCファミリーの最新メンバーとなったメルセデスAMGペトロナス・フォーミュラワン™チームの新ドライバーをご紹介します

フォーミュラ・ワン™の新シーズンが間近に迫る中、ステアリングを握ることを心待ちにしているドライバーがいます。その名は、キミ・アントネッリ。ボローニャに生まれたこの才能の持ち主は、F1史上3番目に若いフルタイムドライバーとして、間もなくメルセデスAMGペトロナス・フォーミュラワン™チームでデビューを飾ります。カートシーンを席巻した後、2019年にメルセデス・ジュニアチームに加入したアントネッリは、シルバーアローで4年目のシーズンを迎えるジョージ・ラッセルのパートナーへとステップアップします。
2013年以来、IWCシャフハウゼンは、コンストラクターズタイトルの最多連続記録を保持するAMGペトロナス・フォーミュラワン™チームの公式エンジニアリングパートナーを務めています。このパートナーシップを記念して、IWCは2つの特別なタイムピースを発表しました。 ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショック・アブソーバー XPL “Toto Wolff x Mercedes-AMG PETRONAS Formula One™ Team”」 (Ref. IW356201) と、 「パイロット・ウォッチ・マークXX “Mercedes-AMG PETRONAS Formula One™ Team”」 (Ref. IW328210)です。 今回、IWCジャーナルは、IWCファミリーに加わったばかりのアントネッリにインタビューを行いました。
— 「パイロット・ウォッチ・マークXX “Mercedes-AMG PETRONAS Formula One™ Team”」(Ref. IW328210)を着用するメルセデスF1ドライバー、キミ・アントネッリ
サーキットを駆ける準備は万端
F1の開幕まであと1か月です。今、どんな気持ちですか?
最高です。もうすぐ夢が叶うのですから。ついに始まりを迎えようとしています。早く走りたくて待ちきれません。またレースに戻れるのが待ち遠しいです。
メルセデスへの2025年の移籍を8月に発表してからは、あっという間でしたか?
いろいろなことがありました。移籍の発表自体が、既に大きな出来事でした。その後は、チームとトラックサイドで多くの時間を過ごすようになりました。F2には2か月半の休みがあるので、その間にF1チームと旅行したり、チームビルディングをしたりして、すべてのオペレーションを理解することに努めました。素晴らしい経験でした。
チームの一員としてトト・ヴォルフやジョージ・ラッセルと一緒に仕事をする中で、何が一番エキサイティングですか?
トトとは長い付き合いです。僕はメルセデスのジュニアチームに2019年から参加しているので、もうかなり長いですね。僕たちは素晴らしい関係を築いてきました。トトは何があっても常にサポートしてくれる、素晴らしい人です。いつもそばにいてくれるし、彼のような人と一緒に仕事ができるのがとてもうれしいですね。ジョージと仕事ができるのも素晴らしいことです。彼は経験豊富で、傑出したドライバーです。彼から多くを学んで、自分の限界を超えていきたいですね。
表彰台と勝利を目指して
トトのエネルギーと卓越性への情熱に付いていく準備は万端ですか?
はい!それこそが、彼との仕事が素晴らしい理由です。トトは強い競争心を持つ人ですから。その人のベストな状態を引き出してくれるのです。マシンだけでなく、ドライバーである僕らも最高のものが求められます。だから常に自分を研ぎ澄ませて、ベストの結果を出せるゾーンに持っていく必要があるんです。
今シーズンの最大の目標は何ですか?
もちろん、表彰台と優勝を目指すことです。サーキットを自分のものにし、勝つこと。このマインドセットはいつも同じです。競合チームも非常に強いので困難な闘いになるでしょうが、今のところチームとはうまくやっています。正しいリズムでスタートすれば、素晴らしい結果を残せると思っています。
あなた自身について、面白いエピソードや驚きの事実はありますか?
パスタが大好きです!残りの人生で食べ続けるものをひとつだけ選ぶなら、それはパスタ。また、子どもの頃はサッカーをしていましたが、レースを始めたことでやめました。ストライカーだったんです。あと、最近の音楽よりも古い音楽を聴いています。あともうひとつ、僕は歌が下手!歌えないです。誰かの耳を壊してしまうかも。
— 2025年のオーストラリアで、キミはF1グランプリをスタートさせる85人目のイタリア人ドライバーとなる
— キミ・アントネッリにとって、IWCのウォッチは、スタイルと精度、チームワーク、そしてサーキット内外での卓越性の追求を意味しています。
チームのパフォーマンス
IWCとの仕事や機械式時計の世界について、何に一番心が揺さぶられますか?
この数年で、時計を着けることに大きな魅力を感じるようになりました。ですので、IWCとのパートナーシップをとても嬉しく思っています。時計は自分のスタイルを表現する手段でもあります。衣服だけじゃなく、時計でもスタイルを表現する。それは、すごく楽しいことだと思います。IWCのコレクションの中に、自分に似合いそうなすごく素敵なウォッチをもういくつか見つけてあります。
メルセデスAMGペトロナス・フォーミュラワン™チームとのパートナーシップで制作されたIWCのウォッチは、どんな点が印象に残っていますか?
ウォッチは、チーム全体のパフォーマンスを意味するもの。予選でも本戦でも、タイムは僕らの世界で非常に重要です。だから僕にとって、このウォッチはパフォーマンスのシンボルです。
ありがとう、キミ!新シーズンでの活躍を祈っています!
チームに捧げる新作タイムピースの詳細についてはこちらをご覧ください。
— 耐衝撃性の追求 - 「ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショック・アブソーバー XPL」とメルセデスAMGペトロナス F1のパワーが融合
— 120時間のパワーリザーブを提供するIWC自社製キャリバー32101は、トトのサイン入りの着色されたサファイアガラスの裏蓋から眺めることができます。
ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショック・アブソーバー XPL “Toto Wolff x Mercedes-AMG PETRONAS Formula OneTM Team”(Ref. IW356201)
100本限定生産の新しいショック・アブソーバーは、トト・ヴォルフと彼のチームに敬意を表して開発されました。フォーミュラ・ワン™の過酷な負荷にも耐えられるよう設計されています。バルク金属ガラス(BMG)製のショック・アブソーバー・スプリングがブラック仕上げのムーブメントを極度の重力から保護し、セラタニウム®製ケースが軽量性と耐久性を両立します。新デザインの三角形をしたブラックの針とショック・アブソーバー・スプリングには、暗闇で輝くペトロナスグリーンのスーパールミノバ®が塗布されています。ブラックの文字盤には、真鍮の下地に特殊な工具で型押しされた粒状のテクニカルな構造が施されています。三角形をしたブラックの針の縁にもスーパールミノバ®が塗布されています。120時間のパワーリザーブを備えたIWC自社製キャリバー32101を搭載。このモデルにはペトロナスグリーンのラバーストラップとブラックのラバーストラップが付属しています。IWCの特許技術であるSPRIN-g PROTECT®ショック・アブソーバー・システムは、IWCのエンジニアリング部門であるXPLが開発し、2021年の「ビッグ・パイロット・ウォッチ・ショック・アブソーバー XPL」(Ref. IW357201)で初めて採用されました。
— マットグレーのチタニウム製ケース、ブラックの文字盤、ペトロナスグリーンのラバーストラップを備えた「パイロット・ウォッチ・マークXX “Mercedes-AMG PETRONAS Formula One™ Team”」
— リファレンスIW328210:六角形のエングレーヴィングが施された裏蓋、IWC自社製キャリバー32111(パワーリザーブ120時間)、10気圧防水、ペトロナスグリーンのEasX-CHANGE®ストラップ
パイロット・ウォッチ・マークXX “Mercedes-AMG PETRONAS Formula One™ Team”(Ref. IW328210)
サーキットの内外で高いパフォーマンスを発揮できるようデザインされた新しい「パイロット・ウォッチ・マークXX」は、最先端の素材と精密なエンジニアリングを融合しています。直径40mm、グレード5のチタン製ケースを備え、F1マシンに使用される高性能素材と同様、優れた強度密度比を誇ります。ブラックの文字盤ではシグネチャーカラーであるペトロナスグリーンの数字が際立ち、針にも同じグリーンのスーパールミノバ®が塗布されています。裏蓋にはチームに敬意を表してエングレーヴィングが施されています。120時間のパワーリザーブを備えたIWC自社製キャリバー32111を搭載。10気圧防水で、EasX-CHANGE®ストラップチェンジシステムを備えたペトロナスグリーンのラバーストラップが付属しています。メカニック、エンジニア、レースストラテジストを含むチームのメンバーは、2025年シーズン中、コースサイドでこのモデルを着用します。